「住血吸虫症と宮入慶之助」
   ーミヤイリガイ発見から90年ー 

                           
 
宮入慶之助記念館は、かねてより企画していた、ミヤイリガイ発見90年記念誌(宮入慶之助記念誌編纂委員会編)を2005年、11月九州大学出版会より発刊致しました。 B5判、290頁、5775円(税込み)
 宮入慶之助記念館は、これを記念して当館に注文いただいた方には特別価格4600円にて販売致します。
      

  ご注文は、下記へご連絡ください。
〒388-8018 宮入慶之助記念館事務局(館長:宮入源太郎)
      長野市篠ノ井西寺尾岡2322 電話&Fax(026)293-3828
      
Eメール gmiyairi@triton.ocn.ne.jp

 2003年は宮入慶之助が住血吸虫症の感染経路を解明して90年目に当たります。本書は第1部で住血吸虫症研究にかかわった日本人学者20数名が研究史、宮入の業績、感染病理、ミヤイリガイ、日本における根絶、世界の感染現状、根絶の新技術などを分担執筆しています。第2部は宮入慶之助に焦点を当てた編年記、回想、エピソード、写真集です。日本住血吸虫研究症の集大成であるとともに、かってノーベル賞候補に推薦された宮入のインパクトと人物とをまとめて概観できる書物です。               
〈目次〉
第一部
日本に於ける住血吸虫研究の流れ・・・・・・・・・・・・・・・石井明(実践女子大学教授)
宮入慶之助と中間宿主カイ発見・・・・・・・・・・・・・・・田中 寛(東京大学名誉教授)
片山記から片山病の防圧まで・・・・・・・・・・・・・・・辻 守康(広島大学名誉教授)
山梨県の住血吸虫防圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・薬袋 勝(元山梨県衛生公害研究所副所長)
筑後川の住血吸虫防圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・塘 普(久留米大学名誉教授)
日本住血吸虫症の病理形態学・・・・・・・・・・・・・中島敏郎(久留米大学名誉教授)
                              平田瑞城(久留米大学助教授)
住血吸虫に対する生体の防御機構・・・・・・・・・・大橋 眞(徳島大学教授)
住血吸虫症ワクチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小島荘明(国際医療福祉大学教授)
住血吸虫感染と体質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平山謙二(長崎大学教授)
ケニアにおける住血吸虫症と防圧・・・・・・・・・・・青木克己(長崎大学教授)
住血吸虫症と感染行動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嶋田雅曉(長崎大学教授)ほか4名
中国における住血吸虫症・・・・・・・・・・・・・・・・・太田伸生(名古屋市立大学教授)
メコン住血吸虫症・・・・・・・・・・・・・・松田 肇(獨協医科大学教授)桐木雅史(獨協医科大学講師)
フィリピンの日本住血吸虫症・脳症型・肝脾腫型の臨床と同症に対する挑戦
                              林 正高(市立甲府病院前神経内科科長)
ミヤイリガイの生物学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岩永 襄(広島大学助教授)
中間宿主ミヤイリガイの殺貝による日本住血吸虫症の制圧
           梶原徳昭(山梨県衛生公害研究所部長)保阪幸男(前東京医科大学客員教授)
GPNで住血吸虫症流行を追う・・・・・・・・・・・・・二瓶直子(国立感染症研究所客員研究員)

第二部
九州大学における宮入慶之助・・・・・・・・・・・・・・多田 功(九州大学名誉教授)
住血吸虫研究史における人間ドラマ  取材雑感から・・・・・小林照幸(ノンフィクション作家)
慶之助とホタルと左京・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清永 孝(歴史研究家)
人間・宮入慶之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮入源太郎(宮入慶之助記念館館長)
宮入慶之助記念館の開館・・・・・・・・・・・・・・・・・宮入建三(宮入慶之助記念館研究員)

関連資料:宮入慶之助の著作/宮入慶之助年表
       宮入慶之助の書簡など/宮入慶之助に関する遺構
       宮入慶之助のアルバム