小惑星と宮入慶之助

衛生学、寄生虫学分野では宮入慶之助は有名ですが、宮入慶之助と小惑星はあまり馴染みがありません。しかし、宮入慶之助にちなんで命名された星があります。星の番号は14902番で、小惑星名「Miyairi」(ミヤイリ)。この小惑星は1993年(平成5年)に串田嘉男と村松修によって発見され、村山定男氏の提案で、2000年(平成12年)秋に命名されました。村山定男氏の母は宮入慶之助の長女にあたるということで、発見した星の名前に祖父の名前をつけました。日本人の学者にちなんで命名された小惑星の第1号です。
この星の大きさは、計算された標準等級12等星、直径11km~24km(アルベド0.25~0.05と仮定)と推定されます。この大きさは、最近発見される小惑星としては大変大きなものです。
村山定男氏(1924~2013)は、元国立科学博物館理化学研究部長で、ラジオ、テレビでお馴染みの方です。宇宙物質としての隕石についての造詣が特に深く、日本における隕石の研究でも有名です。
著書は、『惑星の話』、『宇宙の征服』、『天文学への招待』、『星座への招待』ほか共著を含め多数。村山定男氏の著書『天文おりおりの記』には、祖父慶之助のことにも触れた記述があります。

14902Miyairi(1993BE2)

Discovered 1993 Jan.17 byY.Kusida and O.Muramatsu at the Yatsugatake South Base Observatory.
Keinosuke Miyairi(1865-1946),of Kyushu Imperial University, a Pioneer in epidemiology, discovered that the snail now called“Miyairi-gai”is an intermediate host for transmission of shistosoma japonicum infection.This enabled shistosomias is to be controlled. The name was suggested by S.Murayama and O.Muramatsu.

白丸と白丸の間の星(12等星)

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