ミヤイリガイとは

◆日本住血吸虫日本住血吸虫は、人間や各種哺乳類の血管内に寄生し、成虫は門脈系静脈内に雌雄が抱合して寄生します。発熱、腹痛、脾腫、腹水貯留、虫卵による肝繊維化など、甚だしい症状を与えます。他の人体寄生 ...

日本住血吸虫の中間宿主であるミヤイリガイは水陸両生の小巻貝で、湿地帯を好み、沼や小川や田の畦の水草などについていて、陸上にもはい上がってきます。水田の中はあまり棲息に適してはいません。“米粒のような大 ...

宮入慶之助はドイツ留学後、明治37年に京都帝国大学福医科大学（現九州大学医学部）衛生学講座の初代教授となりました（当時39歳）。着任後、久留米川流域に“ジストマ”と呼ばれる恐ろしい風土病が存在すること ...

投稿日：2018年8月2日